2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
琵琶湖の固有種で二年魚、ふ化して二年というイサザの農薬汚染を一九八〇年以降ずっと研究されてこられ、イサザ体内の農薬汚染は琵琶湖周辺の圃場整備事業の進捗と明確な相関関係がある、かつては、使われた農薬の排水が時間をかけて琵琶湖に流入して自然浄化されていたけれども、琵琶湖総合開発による圃場整備が進み排水がダイレクトに川に流され、それが短時間で琵琶湖に流入することによる影響が大きいと、意見を述べられていました
琵琶湖の固有種で二年魚、ふ化して二年というイサザの農薬汚染を一九八〇年以降ずっと研究されてこられ、イサザ体内の農薬汚染は琵琶湖周辺の圃場整備事業の進捗と明確な相関関係がある、かつては、使われた農薬の排水が時間をかけて琵琶湖に流入して自然浄化されていたけれども、琵琶湖総合開発による圃場整備が進み排水がダイレクトに川に流され、それが短時間で琵琶湖に流入することによる影響が大きいと、意見を述べられていました
実際三センチなんですけれども、少ないというお話がある中で、実は、平成二十五年の洪水の際に、琵琶湖のピーク水位から三センチメートル下がるのに実は三十五時間もかかったということもありまして、国土交通省といたしましては、大戸川ダムの治水容量、この二千百九十万立方メートルをしっかりと認識しながら、また、琵琶湖周辺の浸水被害の軽減、これに貢献するということを念頭に置きながら、流域全体をしっかりと俯瞰した治水対策
洗堰でございますけれども、言うまでもなく瀬田川洗堰は、琵琶湖周辺の洪水防御など淀川流域の治水、利水上極めて重要な役割を持つ施設でございます。特に、夏季の制限水位というのは、滋賀県を含む淀川流域の全体の洪水防御において極めて重要な位置付けを持っており、それを踏まえて現在の操作規則が定められております。
具体的にというお話でございましたので、この「農林水産業、観光、交通その他の産業の振興に関する事項」といたしましては、水産資源の適切な保存及び管理等、環境に配慮した農業の普及、その他、琵琶湖の環境と調和のとれた産業の振興、エコツーリズムの推進、琵琶湖周辺の環境負荷の低減等を図るための湖上交通の活性化などの措置について、琵琶湖保全再生計画に記載することを想定しております。
○望月国務大臣 琵琶湖の総合開発特別措置法に基づく琵琶湖の総合開発事業については、湖沼の自然環境の保全と水質の回復、下流地域の水源開発、それから琵琶湖周辺の洪水、渇水被害の軽減等の施策について約一兆九千億円の事業が投じられている、我々の計算ではそんなふうになっています。
第十九条で、「琵琶湖周辺の環境負荷の軽減、災害時における旅客又は貨物の輸送の確保等を図るため、湖上交通の活性化のために必要な措置を講ずる」、この意味なんですけれども、特にここに言っている「環境負荷の軽減、」「湖上交通の活性化」、この意味することについてもう少しお答えください。
実は議事録を読ませていただいているんですけれども、当時の議事録見ると、琵琶湖周辺の内湖に生えているアシが水中の養分を陸上に揚げ、底に沈めるバッファーの役割を果たしており、岸辺の水草は魚の産卵場になり、藻が異常繁殖すると風に流されて岸辺に打ち上げられる、全部がうまく機能を果たしながら自然の力を保ってきたということを言われている。自然の生態系に目を向けておられる御質問なんですね。
琵琶湖周辺の生態系の異常を示す一例として、カワウによる漁業被害があります。 カワウは、昭和四十六年には全国で三千羽ほどに減少したということでありますが、その後、禁猟等の措置によりまして、大変生息数がふえてまいりました。そして、県境をまたいで広域的に移動するものですから、カワウの生息数が激増するに伴い、カワウによる漁業被害が大変増加してまいりました。
琵琶総の反省がないんではないかということでございますけれども、大臣申しましたように、琵琶総、目的といたしまして、琵琶湖の自然環境の保全と水質の回復、それから下流域の水資源開発、それから琵琶湖周辺の洪水、渇水被害の軽減ということで、いわゆるそこで、通常、いわゆる水資源開発とか洪水調節はダム等で行いますけれども、こういう琵琶総の場合はどうしても、従来は、ダム等を造るとダムが造られる地域が疲弊して、その下流
琵琶湖の自然環境の保全と水質の回復、下流地域の水資源開発、そして琵琶湖周辺の洪水、渇水被害の軽減といったことを目的として、これまでこの事業の一環として下水道も整備されてまいりましたし、それから瀬田川のしゅんせつといった、文字どおりその目的にかなった水質保全に資する事業も実施をされてまいりました。
例えば、今、大体我々が聞いている話は、琵琶湖周辺には四万羽近くいるんではないだろうか。これは飛んでいますので、なかなか正確には数えられない。一時は二万羽と言っていたんですけれども、今は四万羽に変更になったわけでありますが、こういう状況になってきているようであります。 まず、そういう中で、私はきょうはちょっとカワウの話をさせていただきたいな。
同じような意味で、コストをこれだけ下げるためには、では第二名神はやめようとか、先ほどの琵琶湖周辺の道路についても、これはつながれば明らかにネットワークでよくなるにもかかわらず、やめるとかいう発想が出てくる。それは、要するに、道路のようなものについて、民営化の発想、単純な利潤発想をそのまま適用すると、さっき申し上げたような意味で、効率性から反することをやるのが最もよくなると。
そのことでちょっとお話ししたいんですけれども、琵琶湖周辺のヨシの湿原で野鳥などが群れている様子を見て本当に心が洗われるような気持ちがいたしました。今、滋賀県ではヨシ原の生育に努力しているようということですが、そのヨシ原の再生には一平方メートル当たり二万円の費用が掛かるということでございます。
ですから、今琵琶湖周辺で計画が進められております近畿最大の丹生ダム、それを筆頭にいたしまして八つの巨大ダムの建設計画があるわけですけれども、この水資源の水量的な寄与とともに、水質的貢献ということからも、私は、琵琶湖の環境保全と両立するように見直すべきではないか、このように考えておりますが、大臣はいかがでしょうか。
それは、琵琶湖総合開発事業での大規模な琵琶湖周辺の改変が大きく影響していることは明らかです。 例えば、私も湖東をずっとめぐりましたけれども、湖岸線の約三分の一が、治水のためと称して人工湖岸に置きかえられておりましたけれども、そのために、水質の浄化機能を持っているヨシ帯がもう大規模に破壊されておりました。
一点言えることは、近年非常に琵琶湖周辺の雪が少なくなってきている。私ども先ほど調べてまいったんですが、彦根の積雪量が昭和六十年以降急激に減っているということでございまして、委員御指摘のように、冷たい水が琵琶湖に潜り込む量が少なくなっているということは定性的に言えるのかなと認識しております。
さらに、琵琶湖周辺は産廃の無許可処分での産廃銀座になっていて、私は本当に残念な思いがしたのですけれども、実は大津市の真野北部土地改良区というところへ私も行ってまいりました。農地のかさ上げをするという理由をつけましたり、果樹園にするという理由をつけましたり、それから芝の養生地に造成するというさまざまな名目で産廃を埋める無許可処分が続いているわけです。
今、琵琶湖周辺で八カ所のダム計画が進んでおりますけれども、これらは別々の環境アセスメントが行われることになっておりまして、全体として琵琶湖の水質への悪影響というのが評価されていないわけです。ですから、この八カ所のダム計画というのは、琵琶湖の水質を悪化させるものとして再検討が強く求められております。
このままでは、ますます琵琶湖周辺での産廃銀座の拡大が進んでまいりますし、琵琶湖の水質悪化に拍車をかけることになろうかというふうに私は危惧するわけです。
ことし、私三回琵琶湖に行ったんですが、まず琵琶湖周辺の釣り具店で、モロコ釣りのえさ、それから仕掛け、道具類、さお、一切もう置いておりません。これはもうあなた行かれたらわかります。置いてないんですよ。ということは、それで生活を立てている釣り具店の人たちが、モロコはもう先生一匹もおりませんのや、道具置いてもしようがないし、えさ置いてもしようがないからアカムシもミミズも置いてませんわと。
学者の中には、琵琶湖周辺にありました、いわゆるよしず張りに使うヨシ、護岸工事等々によりまして、いわゆる白砂青松の砂浜が琵琶湖周辺において失われたためにヨシの群落が姿を消した、ヨシの群落にフナもモロコも産卵をするものですから、産卵場所、ひいては藻場を失ってそれで減ったというのもありますが、これは消極的な理由で、積極的にはやはり外来種と言わざるを得ない、私はこう思うんです。
先生のお地元もちょうどその四つのゾーンに入っておりまして、大切な琵琶湖周辺の国定公園を保存していかなきゃならない、琵琶湖にはたくさんの生態系の生息もありますし、また近畿地方に必要な水源としての利用方法も周辺の皆さん方に周知徹底して、琵琶湖というものが滋賀県だけのものでない、周辺のためにどれほど大切かという水環境の必要性を説いていこう、こういう感じを持っております。
そんな光景を見ながら、ぜひ琵琶湖周辺というものもそういう形でこれから自然を保って、そしてまた浄化されたいい水源であってほしいなと、こんな感じを持っております。
しかしながら、近年、赤潮やアオコがほぼ毎年発生するなど琵琶湖の水質についてはまだ厳しい状況にございますし、また琵琶湖周辺におきまして緑地の減少が見られるなど、琵琶湖の総合保全に取り組む必要性が一層高まっておるところでございます。
ところが、琵琶湖周辺で八カ所ものダムをつくろうとされています。その一つに、高時川の上流に丹生ダム、これは近畿で一番大きなダムで、総貯水量一億五千万トン、黒部第四ダムとも同じ大きさだということですね。これは琵琶湖の北の方で豪雪地帯であります。雪解け水をためておいて、渇水期に琵琶湖に流そうということであります。結局富栄養化した水が北湖に流れて汚染を進めることになるということですね。
もう一つ、琵琶湖周辺で大戸川という、建設省が実施しているダムがございますが、これは琵琶湖に流入しないで直接外へ行ってしまうダムでございますので、残りは、滋賀県が実施してございます姉川ダム、北川第一、北川第二、栗栖ダム等の、周りが山で囲まれておりまして、大雨になると琵琶湖に一気に水が流れ出して、流域の方々が水害被害を常に受けていたということを受けて滋賀県が実施している事業でございます。
琵琶湖周辺の雪解け水は湖の富栄養化を防止し、北湖への酸素を供給するのに役立っていると指摘されてまいりました。その雪解け水を渇水対策に使うというのですから、二重の意味で環境への影響、特に北湖に及ぼす影響が大きいと思うわけです。
国土庁関係の調査といたしましては、琵琶湖周辺の土地利用が琵琶湖に対するどのような影響を与えているのか、それから琵琶湖の保全につながる土地利用はどういうものであるか、あるいは汚濁負荷の状況等々につきまして、名前から申しますと総合保全推進調査というわけでありますけれども、これを行いたい。特に県におかれましては、将来的には現在の琵琶湖保全区域をもっと広げたいという希望をお持ちであります。
これらの事業の進捗によりまして、琵琶湖の自然環境の保全と水質問題に対処しながら、琵琶湖周辺の洪水被害の防除でありますとか、地域産業の発展あるいは観光レクリエーション利用の増進、そして、合理的な水資源の開発、利用によります淀川下流阪神地域の急激な都市用水の需要の増大への対応といったような、近畿圏全体の健全な発展に寄与できたのではないかというように認識しておるところでございます。
同時に、琵琶湖周辺の洪水被害の除去の問題もこれも大切だ。地域産業の発展も大切だよと。そういう意味では、琵琶湖というものが重要な湖であるということを認識していると答えたと思います。 同時に、今お話しのように淀川下流、阪神地域の急激な都市用水の需要が増大してきていますから、水資源の開発と琵琶湖の周辺の総合的ないわゆる地域整備ということが非常に大切だ。
これによりまして、琵琶湖の自然環境、その水質の改善というような目的、琵琶湖周辺の治水問題、地域産業の発展、そして淀川下流全体にわたります都市用水の需要に対する供給というような目的、それに大きな事業効果が発生したものと考えております。 今先生御指摘の、水質の関係についてどう思っているかという御指摘がございました。
これは、先生御指摘のように、滋賀県あるいは琵琶湖周辺の自然環境あるいは水質の保全という観点からの貢献と、それから滋賀県に限りませんで、淀川下流阪神地域の発展に大きく寄与してきたものと考えております。